特集
Special feature
毎日が特別になる
癒やしの時間
藤原美智子さんが語る
ご褒美時間とは
忙しい日々に一息。藤原さんが提案する
“癒やし習慣”で、身も心も豊かになれる時間を
手に入れてみませんか。
ビューティー・ライフスタイルデザイナー
藤原 美智子さん
多くの雑誌や広告撮影のヘアメークで活躍後、2022年に引退。現在は、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演などで幅広く活躍。食や健康、ファッション、ライフスタイル、内面の磨き方などを提案している。2017年から、ライフスタイル全般から美しさを提案するブランド「MICHIKO.LIFE」のプロデューサーを務める。Instagram:@michiko.life
01
自分自身を癒やす時間を持てば、
気持ちが前向きになれます
私はヘアメークアーティストとして長年仕事をしてきましたが、モデルにメークをするために一日中体をねじって曲げていたので、ものすごくゆがんで固まってしまっていました。40歳の頃に、このままではいけないと思い、整体に通いだして2年くらいした頃、「最近ちょっと気持ちがラクかも。そうか、これが心と体がつながっているということなんだ」と気が付き、それまでいかに自分が力みっ放しの状態だったかを知りました。
“緩めること”をしなければ、いつか危険な状態になっていたかもしれません。それからは自分でも自分を癒やせるようにしようと思い、ストレッチを始めて、今でも続いています。体を緩めることで、心が解放されてポジティブになれる。これは私の体験を通して実感していることです。
02
心と体をリセットする
時間のつくり方とは
ストレッチの他に、40代で私が始めたことに「朝型生活」があります。46歳までは完全に夜型生活で、仕事から帰って深夜まで原稿を書くという生活をしていました。けれど疲れがたまったままで書いた原稿はどこか後ろ向き。結局翌朝に書き直さなければいけないという悪循環を変えたくて、思い切って朝型に切り替えることに。
最初はすぐには早く寝られないし、起きられないので、30分早く寝て30分早く起きる、ということから始めて、少しずつ慣らしていきました。まだ人が慌ただしく活動をし始める前の、一人になれる時間は特別でとてもぜいたくなもの。それはどこに住んでいても同じように感じられます。朝型生活に変えて20年以上になりますが、今では私の癒やし習慣の多くが朝の時間に凝縮されています。朝型生活になったことで、私の幸福度は確実に上がりました。この決断は人生の中で「自分を褒めてあげたい」と思っていることの一つです。
03
多忙な藤原さんが実践する、
癒やされるためのルーティン
真夏だったら4時半、冬は5時半に起きてまずはベッドの上でストレッチをします。太陽が昇ってきたら家中の窓を開けて空気を入れ替え。これで家の中も自分の気持ちもリセットします。さゆをゆっくりゆっくり飲みながら原稿書きをして、季節のフルーツを食べ、その後にナッツ類や焼き菓子とコーヒーで朝ご飯。8時になったら朝風呂に入ってストレッチ。お庭いじりは、季節によって早い時間だったり遅い時間だったりします。
このように、特別なことではありませんが、日常の中で小さな癒やしをちりばめることが習慣になっています。自分で自分にご褒美って難しく考える必要はなく、自己満足でいいと思うんです。例えば毎週日曜日には次の週のタスクをリストアップして、できたら必ずチェックをつける。これも私の中では癒やしのルーティン。達成感があると自分に自信が持てますし、自分に自信が持てると幸福度が上がる。こうして幸せは波及していく。そんなふうに思っています。
自分癒やし3つのポイント
体を緩めることで
心も緩んで余裕が生まれる
日常の中で、瞬間瞬間の
小さな癒やしをちりばめる
自己満足を増やして
自分で自分を幸せにする
Photo by Ryo Toyoda
Text by Yoko Toyoizumi
Design by Takanobu Higuchi
Edit by Hajime Sasa(pole)