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作り置きOK ! テーブルが華やぐ
エビと柑橘の
クスクスサラダ
フレンチの世界で修業を重ね、出張料理人や講師として活躍中の“あやシェフ”こと深沢あやさんが、おもてなしにピッタリのおすすめメニューを伝授 ! 今回は、パーティーシーンを彩るサラダのレシピを教えていただきました。
料理研究家・フードコンサルタント
深沢あや(あやシェフ)さん
調理師学校を卒業後、国内外でフレンチの料理人として10年間の経験を積む。出張料理人としての活動とともに、料理の楽しさを伝えるオンラインスクール「Plaisir」も主宰。企業向けのレシピ開発や自治体とのコラボなど、食の魅力を伝える活動にも精力的に取り組む。著書に「出張料理人あやシェフのおうちレストラン:スーパーに売っている食材でプロの味」(誠文堂新光社)などがある。
【公式サイト】https://aya-fukazawa.com/
Index
万能食材クスクスで
見た目もおいしいメニュー
今回紹介するのはエビと柑橘、クスクスと野菜を使ったサラダです。刻んだゆで卵をミモザの花に見立てて散らし、見た目にもかわいらしいひと皿は、ホームパーティーの場でも大活躍。クスクスは実はとっても使いやすい便利食材なので、ぜひトライしてみてください。
材料4人分
- クスクス120 g
- 熱湯120 ml
- オリーブオイル(クスクス用)大さじ1
- むきエビ(ボイルでも可)200 g
- オレンジ1個
- グレープフルーツ1個
- キュウリ1本
- 紫タマネギ1/4個
- イタリアンパセリ大さじ1
- ゆで卵2個
- 【ドレッシング】
- オリーブオイル大さじ2
- レモン汁大さじ1
- 白ワインビネガー or 穀物酢小さじ2
- ハチミツ小さじ1
- 塩適量(小さじ1/3~1/2目安)
- ブラックペッパーお好みで
作り方①
クスクスを戻す
耐熱ボウルにクスクスを入れ、熱湯とオリーブオイルを加え、ラップをかけて5分間蒸らします。戻せたらフォークでほぐし、粗熱を取っておきます。クスクスとは粒状のパスタで「世界最小のパスタ」とも呼ばれ、中東やフランスで一般的に食べられていて、日本でも扱っているお店が増えています。使い方もお湯で戻すだけと、とっても簡単です!
作り方②
柑橘類・具材を切る
具材と柑橘をカットしていきます。(写真左)(写真上)オレンジとグレープフルーツは皮をむいて薄皮を取り、“房取り”をして一口大に。果汁は捨てずに取っておき、ドレッシングに加えます(➂参照)。エビは塩ゆでにして冷まします。ボイル済の場合はそのままでOKです。(写真右)(写真下)キュウリ、紫タマネギは5mm角にカットし、パセリは細かく刻んでおきます。
作り方③
ドレッシングを作る
ドレッシングの材料を全て混ぜ合わせ、味をチェックしながら調整していきます。②で残したオレンジやグレープフルーツの果汁があれば、あわせて小さじ1~2ほど加えて「柑橘風味のドレッシング」に仕立てるのも良いでしょう。さらに、お好みでブラックペッパーを加えると、ドレッシングの爽やかな酸味にピリっとした風味も加わるので、おすすめです。
作り方④
全体をあえ、ゆで卵を刻む
クスクス、海老、キュウリ、紫タマネギ、柑橘類、パセリなど全ての食材を合わせ、ドレッシングを全体に回しかけてさっくりと混ぜます。味を見て塩を加えながら調整し、大皿にこんもりと盛り付けます。ゆで卵は、白身と黄身に分けて茶こしなどを使って細かく刻み、雪のように散らしていきます。このとき、黄身を多めにすると“ミモザ”感が増し、より華やかになります。
出来上がり
黄身を多めにすることでミモザの花のようなかわいらしさを感じる一皿に。クスクスはパスタの仲間なので、実は腹持ちもよく、パーティ料理の“物足りなさ”も解消してくれます。飲物は、柑橘の爽やかさに合う辛口のスパークリングワイン、お酒が苦手な場合は柑橘やハーブなどのフレーバー入りの炭酸水がよく合います。
おもてなしの一工夫
グレープフルーツは酸味が強めのホワイト、酸味控えめのルビーのいずれかをお好みで使用してください。余裕のある場合、2種を1/2個ずつ使うことで、サラダの彩りを増し、香りもより豊かになります。オレンジと2種類のグレープフルーツが織り成す、彩りと香りのハーモニーは、ホームパーティーで、よりお客様を楽しませる工夫になるでしょう。
持ち寄りも華やかなひと皿に
クスクスは合わせる食材を選ばない万能なパスタです。メイン食材にはお肉、お魚いずれも合うので、おもてなしだけでなく持ち寄りパーティーなどでも活躍してくれます。ゆで卵を散らす以外の工程を前日に仕込んでおけば当日の準備の時短にもなります。余ったクスクスは普段の食事に加えたり、ホタテや鶏ハムなどと一緒に野菜と合わせてサラダにしてもおいしく味わえます。
Photo by Akane Watanabe
Styling by Nana Yoshinaga
Design by Takanobu Higuchi
Text by Mai Todo
Edit by Toru Oba(Sunkleio-Tsubasa)