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秋の味覚をぜいたくにいただく
秋鮭とキノコのパピヨット
フレンチの世界で修業を重ね、出張料理人や講師として活躍中の“あやシェフ”こと深沢あやさんが、おもてなしにピッタリのおすすめメニューを伝授 ! 秋の味覚・鮭を使った、パーティーにもデイリーにも大活躍の蒸し料理をご紹介します。
料理研究家・フードコンサルタント
深沢あや(あやシェフ)さん
調理師学校を卒業後、国内外でフレンチの料理人として10年間の経験を積む。出張料理人としての活動とともに、料理の楽しさを伝えるオンラインスクール「Plaisir」も主宰。企業向けのレシピ開発や自治体とのコラボなど、食の魅力を伝える活動にも精力的に取り組む。著書に「出張料理人あやシェフのおうちレストラン:スーパーに売っている食材でプロの味」(誠文堂新光社)などがある。
【Instagram】https://www.instagram.com/aya_bistro/
Index
秋鮭とお好みのキノコで
簡単・おしゃれな包み蒸し料理
「パピヨット」とは「包み紙」を意味するフランス語で、食材をクッキングシートなどの紙で包んで蒸し焼きにした料理のことを指します。秋の味覚の一つである秋鮭は、脂が控えめでさっぱりとした味わいが特徴なので、キノコやタマネギと一緒にバターなどで蒸し焼きにするとコクが加わり、豊かな秋の味をおいしくいただけます。クッキングシートを使いますが、アルミホイルでも代用できます。
材料2人分
- 秋鮭(切り身)2切れ
- キノコ類(シメジ、マイタケ、エリンギなどお好みで)計100g
- タマネギ1/4個
- バター20g
- カボス または レモン適宜
- 酒大さじ1
- 塩・コショウ少々
- ローズマリーまたはタイム2枝
作り方①
鮭に下味をつけ、野菜の下ごしらえをする
鮭の切り身に塩・コショウを振り、5分程おいてからキッチンペーパーなどで水気を取り除きます。キノコは石づきのあるものは取り除き、それぞれ食べやすい大きさにほぐしておきましょう。タマネギは薄くスライスします。
作り方②
クッキングシートに具材をのせる
鮭1切れと1人分の食材を包めるくらいの長さ(30cm程度)にクッキングシートをカットして広げます。シートの中央にタマネギをバランスよく敷き、その上に鮭の皮目を上にしてのせます。キノコは鮭の周りに盛り付けていきましょう。同じものをもう一つ作ります。
作り方③
バターをのせて包む
鮭の上にバターをのせて、酒を振りかけます。さらに、輪切りやいちょう切りなどお好みの形にスライスしたカボスをのせ、ローズマリーを見栄えよく飾り付けます。カボスの果汁は蒸した後にかけても良いですが、蒸す前に加えておくことで香りが食材に移り、より風味が引き立ちます。
作り方④
フライパンで蒸す
シートの上と下の端を中央に寄せて端をくるくるとねじり、包みを作ります。深さ1cmほどの水を張って沸騰させたフライパンに包みを並べてふたをし、フライパンで蒸し焼きにします。このとき、シートは密閉せず、少し開けたままでも大丈夫です。フツフツと沸騰が続く状態を保ちながら12~15分ほど蒸し焼きにします。
出来上がり
しっかりとした肉質の秋鮭とプリプリのキノコのうま味が詰まった「秋鮭とキノコのパピヨット」が完成 ! カボスの酸味、バターとローズマリーの香りが食欲をさらにかき立てます。包みを開けた瞬間に立ち上る湯気とおいしそうな匂いに期待感も高まる、おもてなしにピッタリの一品です。
おもてなしのひと工夫
秋鮭とキノコのパピヨットは白ワインと合わせていただくのもおすすめのおもてなしメニューですが、味付けを少し変えれば日々の食卓でも頼りになる存在です。作り方の③で酒にみそを溶いて加えると和の味わいがプラスされ、ご飯にも合うおかずになります。秋鮭の季節以外にはタラなどの白身魚を使ってもおいしく楽しめるレシピです。
秋の味覚を詰め込んだ
実りの季節を感じる一品に
今回は、秋ならではの食材「秋鮭」を使ったレシピをご紹介しました。一人分の量が決まっているので、親しい友人や親族を招いての食事会やおもてなしにピッタリです。調理工程は難しくないので、普段の食卓でも取り入れやすく、また、お好みの味付けを探ってみるのも楽しいですね。
Photo by Akane Watanabe
Styling by Nana Yoshinaga
Text by Mai Todo
Edit by Rena Mochizuki(Sunkleio-Tsubasa)