特集
Special feature
水を備蓄して
災害に備える
いつ、どこで災害が起こってもおかしくない日本。
地震などの自然災害が発生した際、特に深刻な問題となるのが水の不足です。災害時には、水道などのライフラインが1週間以上停止してしまうケースも珍しくありません。
人は水と睡眠を確保できれば2〜3週間ほど生きられますが、水を全く摂取できない状態が続くと、わずか4〜5日ほどで体が動かなくなってしまうともいわれています。
Index
01
日本は世界的に見ても自然災害が多い
日本は、国土面積こそ世界の約0.25%にすぎませんが、地震の発生回数は世界全体の約10%を占め、活火山の数も世界の約7%に達しています。
さらに、年間平均25個前後の台風が発生し、そのうち数個〜十数個が上陸・接近しています。
これらの事実から、日本は世界的に見ても自然災害大国であることが分かります。
東日本大震災では、物流の混乱などにより、発災後3日目以降でなければ十分な食料を確保できなかった地域や、水道の復旧に10日以上かかった地域もありました。このような事態に備えるため、最低でも3日分、できれば1週間分の食料品を備蓄しておくことが望ましいといわれています。
こうした非常時に備え、日頃から食料や生活必需品を準備しておくことが大切です。中でも特に重要なのが「水」の備蓄です。人が生きていく上で欠かせない水は、災害時に最も不足しやすい資源の一つとされています。
02
災害時に水不足になると…
災害が発生すると、衣食住のあらゆる面で困難な状況に直面します。中でも人体に直接影響を及ぼす要因の一つが、水分不足です。
飲料水が不足している、共用トイレの使用を避けるために水分補給を控えてしまうといった状況では、脱水症が進行しやすくなります。特に高齢の方や子供は脱水状態になりやすいため、より注意が必要です。
脱水症が進むと、体のだるさや立ちくらみ、食欲低下、微熱といった症状が現れる可能性があります。さらに進行すると、血圧低下や頻脈、意識障害、臓器不全などを引き起こし、最悪の場合は命に関わることも。また、血流の悪化により、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)を発症したり、慢性疾患が悪化したりする恐れもあります。
加えて、季節によっても注意が必要です。水分不足の状態が続くと、冬は低体温症、夏は熱中症のリスクが高まります。そのため、災害時であっても、こまめな水分補給を心掛けることが大切です。
03
備蓄しておきたい水の目安は
「3L×家族の人数×3日分」
備蓄する水の量はどの程度を目安にすればいいのでしょうか。農林水産省が発行している「災害時に備えた食品ストックガイド」では、飲料水と調理用水を合わせて、1人あたり1日3Lの水を備蓄することが推奨されています。
そのため、最低でも「3L×家族の人数×3日分」を目安に水を用意しておくと安心です。さらに、ライフラインの復旧が長引く場合に備えて、可能であれば1週間分程度の備蓄を検討するといいでしょう。
なお、この分量には食器洗いや湯煎などに使用する生活用水は含まれていません。これらは別途確保する必要があります。例えば、飲用や調理に使う水とは分けて備蓄し、洗浄用の水には浴槽にためた水を活用する方法もあります。
04
備蓄するときの注意点とは?
ペットボトルのミネラルウォーターは、賞味期限が1~2年程度に設定されている商品が多く、定期的な入れ替えが必要です。長期保存が可能な備蓄用の水もありますが、全てをそうした商品でそろえるとコストがかかる場合があります。
そこで取り入れたいのが、「ローリングストック」という方法です。これは、日常生活で水を消費しながら備蓄する考え方で、無理なく備蓄量を維持できるのが特長です。
具体的には、普段飲んでいる水を少し多めに購入して備蓄し、賞味期限が近いものから順に日常で消費し、使った分を買い足していきます。これを繰り返すことで、常に一定量の水を備蓄しておくことができます。水だけでなく、インスタント食品などにも応用できる方法です。
また、備蓄した水の保管場所にも注意が必要です。高温多湿の場所や直射日光の当たる場所は避け、ペットボトルの水は購入時の箱に入れたまま保存すると安心です。直射日光や高温の影響で、ボトルの成分が水に影響を与える可能性があるためです。
さらに、水は周囲のにおいの影響を受けやすいため、においの強い場所での保管は避けましょう。なお、カップ麺や袋麺なども同様ににおい移りしやすいため、併せて保管環境に配慮することが大切です。
05
水の備蓄は“万が一”を想定することも大事
備蓄水の目安量は3日分とされていますが、大規模な災害に備えるためには、できれば1週間分を確保しておくと安心です。災害時にはライフラインが1週間程度停止する場合もあるため、1週間分の水があれば、より余裕を持って対応することができます。
また、備蓄水は家族構成に合わせて準備することも大切です。子供や高齢の方は脱水症になりやすいため、目安量よりも多めに用意しておくと安心です。
さらに、保管場所の工夫も重要なポイントです。いざというときにすぐ取り出せるよう、保管場所をあらかじめ決めておきましょう。どこに保管したか分からなくなったり、取り出しにくい場所に置いてしまったりすると、災害時に対応が遅れる可能性があります。
加えて、災害時には建物の出入り口が使えなくなるケースも想定されます。そのため、備蓄水は1カ所にまとめるのではなく、複数の場所に分散して保管しておくと安心です。
06
緊急時を考えた備蓄をおすすめします
ここまで、備蓄水の目安や準備のポイントについてご紹介してきました。いざ災害が発生し、電気・ガス・水道などのライフラインが止まってしまったときに慌てないためにも、日頃から備えておくことが大切です。自分自身や家族の安全を守るために、無理のない範囲で備蓄を進めていきましょう。
プレミアムウォーターでは、厳選された採水地から採れた天然水を定期配送で提供しています。日常的に使用しながら備蓄する「ローリングストック」として活用できるのも特長です。
例えば一人暮らしの場合、1週間分の備蓄には約21Lの水が必要とされるため、12Lボトルを2本程度ストックしておくと安心です。ご家族がいる場合は、人数に応じて必要量を確保しておきましょう。
また、非常用キットや手動レバー式のウォーターサーバーを併用すれば、停電時でも水を確保することができます。万が一に備え、日常生活の中で無理なく続けられる備蓄方法として、ウォーターサーバーの活用を検討してみるのも一つの方法です。
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