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ふれあい 2026年4月号 Vol.129

連載 Series

作り置きOK! テーブルが華やぐ春のタルティーヌ メイン画像
ふれあいHOME PARTYレシピ

2種盛り合わせで華やかな
春のタルティーヌ

フレンチの世界で修業を重ね、出張料理人や講師として活躍中の“あやシェフ”こと深沢あやさんが、おもてなしにぴったりのおすすめメニューをご紹介 !  今回は、春先のパーティーや持ち寄りにもおすすめのタルティーヌのレシピを紹介します。

深沢あや(あやシェフ)さん
監修

料理研究家・フードコンサルタント

深沢あや(あやシェフ)さん

調理師学校を卒業後、国内外でフレンチの料理人として10年間の経験を積む。出張料理人としての活動とともに、料理の楽しさを伝えるオンラインスクール「Plaisir」も主宰。企業向けのレシピ開発や自治体とのコラボなど、食の魅力を伝える活動にも精力的に取り組む。著書に「出張料理人あやシェフのおうちレストラン:スーパーに売っている食材でプロの味」(誠文堂新光社)などがある。

【Instagram】https://www.instagram.com/aya_bistro/

旬の菜の花とイチゴで
春の訪れを感じるメニュー

今回紹介するのは、春の味覚を盛り込んだ「スモークサーモンと菜の花」と「生ハムとイチゴ」の2種のタルティーヌです。タルティーヌとはバゲットにクリームと具材をトッピングしたフランスのオープンサンドのこと。前日に仕込んでおけば当日の調理が時短でき、簡単だけど見栄えもするうれしい一品です。

材料4人分

  • 【スモークサーモンと菜の花のタルティーヌ】
  • バゲット4枚(薄め/軽くトースト)
  • スモークサーモン60〜80 g
  • 菜の花4本(100g)
  • ケイパー適量
  • ディルまたはパセリ適量
  • 【生ハムとイチゴのタルティーヌ】
  • バゲット4枚(薄め/軽くトースト)
  • 生ハム4〜6枚
  • イチゴ3〜4粒(薄切り or 角切り)
  • パセリ少量
  • 黒コショウ適量
  • 【レモンクリーム】
  • クリームチーズ50 g
  • レモン汁小さじ2
  • レモンゼスト少々
  • ひとつまみ
  • ハチミツ小さじ1/3
  • 黒コショウ少々
  • 【リコッタ風クリーム】
  • ギリシャヨーグルト50 g
  • レモン汁小さじ1
  • ひとつまみ
  • ハチミツ小さじ1/3

作り方①

レモンクリームを混ぜる

作り方①レモンクリームを混ぜる イメージ画像①
作り方①レモンクリームを混ぜる イメージ画像②

スモークサーモンと菜の花のタルティーヌにはレモンクリームを合わせます。レモンクリームの材料を全て混ぜ、軽くトーストしたバゲットに塗り広げます。クリームチーズは柔らかめのものを選ぶと混ぜやすく、滑らかに仕上がるのでおすすめです。レモンゼストはレモンの皮をすりおろしたもので、製菓用のお店などでも購入できます。ご自宅ですりおろしても良いでしょう。

作り方②

サーモンをのせ飾りつけ

作り方②サーモンをのせ飾りつけ イメージ画像①
作り方②サーモンをのせ飾りつけ イメージ画像②

菜の花は茎を落として大きめの葉は取り除きます。塩を加えたお湯で下ゆでし、水気をしっかり切っておきます。レモンクリームを塗ったバゲットにスモークサーモンをのせ、一口サイズにカットした菜の花を添えます。菜の花のかすかな苦味がレモンの酸味で引き締まって好相性です。スモークサーモンと菜の花の量はお好みで調整しても良いです。仕上げにディルまたはパセリなどのハーブ、ケイパーを散らし、アクセントをつけていきます。

作り方③

リコッタ風クリームを塗る

作り方③リコッタ風クリームを塗る イメージ画像①
作り方③リコッタ風クリームを塗る イメージ画像②

生ハムとイチゴのタルティーヌにはリコッタ風クリームを合わせましょう。材料のギリシャヨーグルト、レモン汁、塩、ハチミツを全て混ぜます。クリーム類は前日に仕込んでおいても良いので、当日の時短テクニックとしてもおすすめです。サーモンのタルティーヌと同様に、トーストしたバゲットにクリームを塗り広げます。

作り方④

生ハムとイチゴをのせる

作り方④生ハムとイチゴをのせる イメージ画像①
作り方④生ハムとイチゴをのせる イメージ画像②

イチゴは1/2~1/4サイズにカットします。大粒のものは角切りにして食べやすいサイズに調節しても良いでしょう。生ハムとのバランスを見ながらバゲットにのせ、飾りつけをしていきます。仕上げには黒コショウを一振りし、パセリを添え、春の爽やかな空気を感じられる味わいにしてみました。

出来あがり

出来あがり イメージ画像

サーモンの脂のまろやかさとレモンクリームの爽やかさ、生ハムの塩味とイチゴの甘酸っぱさも好相性な2種のタルティーヌが完成。菜の花のほのかな苦味はロゼワインやスパークリングワインにもよく合います。ケイパーやミントなどのアクセントとなる食材を使うことで味わいにも変化が生まれ、食べ飽きない工夫も加わっています。

おもてなしのひと工夫

おもてなしのひと工夫 イメージ画像

「生ハムメロン」のように、塩気やうま味の強い生ハムと甘みのあるフルーツは意外な名コンビ。イチゴの甘さを味わうならそのまま、お酒に合わせたり、おかず感覚で食べ応えを加えたいなら「黒コショウ」を一振りしてみるのもおすすめの食べ方です。コショウの香りがイチゴの存在感を引き立て、味にも変化が生まれます。彩りのポイントとなる菜の花は、塩ゆでしてから氷水にさらすことでいっそう色が良くなります。

春のタルティーヌ

春めく時季の愛らしい一皿

ようやく暖かくなってきた頃に、久々の友人を招いてのパーティーや、晴れた日のお出かけに持ち寄るのにもおすすめなタルティーヌをご紹介しました。ピンクや緑の色合いが、目にも春を感じられる一皿です。2種のクリームや具材のカットは前日に済ませておき、当日は具材をトッピングすれば完成できるので、準備に追われることなくおいしいメニューがかないます。飾りつけも兼ねるハーブ類はおすすめのものをご紹介しましたが、お好きなものに替えても楽しめます。

Photo by Akane Watanabe
Text by Mai Todo
Edit by Toru Oba(Sunkleio-Tsubasa)

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